日本のマスコミは「人民日報」日本版なのか?−アテネ五輪閉会式報道(まこと)

<アテネ五輪>チベット支援の活動家、閉会式で小競り合い(毎日新聞 04.08.30)

 中国チベット自治区の分離・独立を支援する活動家6人が29日、閉会式が行われた五輪スタジアムで、08年北京五輪の開催に抗議しようとして警察と小競り合いになった。6人は、弾丸で五つの穴を開けた黒い旗やチベットの人権状況に関する報告書を所持していた。けが人はなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=2004083000000030maiint

チベット人権団体が騒ぎ 閉会式前の五輪会場(共同通信 04.08.30)

 【アテネ29日共同】AP通信によると、アテネの五輪スタジアムで29日の閉会式前に、2008年の北京五輪開催に反対する活動を行おうとしたチベットの人権団体のメンバー6人が警官隊と小競り合いになる騒ぎがあった。けが人はなかった。
 6人は五輪マークに5発の弾丸跡を付けた旗を広げ、スタジアムに向かって行進、阻止しようとした約20人の警官隊ともみ合いになった。
 警官隊が旗を押収したが、6人は「中国はチベットを占領、人権を侵害しており、五輪を開催する資格はない。国際オリンピック委員会(IOC)の代表に訴えたい」と座り込んだ。しかし、IOCの当局者が現れなかったため、約3時間後に退去した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=2004083000000032kyodospo

(まことの一言コメント)

当ニュースログでも紹介しているように、AP通信やロイターなど、欧米の主要メディアはアテネ五輪閉会式でチベット解放活動家が展開した抗議活動の趣旨や意義を予め報道していましたし、すぐ上↑で紹介している「チベット活動家、セキュリティの間隙を突く(ロイター 04.08.29) 」と題したロイターの配信記事も、必ずしも活動家の行動をネガティブに捉えた報道ではありません。

ところが、共同通信や毎日新聞は活動家達が行う運動の趣意をこれまで殆ど(全く?)報道しない癖に、いざ彼らが抗議活動を行うと、恰も彼らを公衆の場で駄々をこねている「迷惑者」であるかのように描き出す報道を展開する始末です。

なぜ共同通信や毎日新聞(に限ったことでもない)は、彼らを抗議活動にかき立てる中国当局によるチベットにおける人権蹂躙に非難の一言をそえないのでしょう?

これでは、まるで「人民日報」の報道ではないのか?と感ずるのは私だけでしょうか。

[ ●チベット ] Posted by watch at 2004年08月30日 | コメント(0) | Trackback(0)



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