【中国山西省】爆竹工場での爆発で25名が死亡し、9名が重傷、地元住民は地震と誤認(台湾・リンゴ日報ほか 05.01.13)
*中国の爆竹工場で爆発、26人が死亡(ロイター日本語版 05.01.12)
[北京 12日 ロイター] 新華社は12日、中国山西省の爆竹工場で11日爆発があり、25人が死亡、9人が負傷したと報じた。死傷者の大半は若い女性。
11日は別の省でも同様の事故があり、男性1人が死亡した。
中国の爆竹生産は家内工業で、安全基準が杜撰なことから、死亡を伴う事故が多発している。
爆竹は、祭りや婚礼の際に鳴らされ、最も多く使われるのは春節(旧正月)。今年は2月9日に始まる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000934-reu-int
*【中国山西省】爆竹工場での爆発で25名が死亡し、9名が重傷、地元住民は地震と誤認(台湾・リンゴ日報 05.01.13)
<概約:まこと>
中国山西省襄汾の爆竹工場で発生した爆発事故では25人が死亡被害に遭った。この爆竹工場は現地の山崖の窯洞の中に設けられており、爆発が発生した時、窯洞内の建築物は全て崩壊し、労働者は窯洞の中に埋もれ、25名の労働者が死亡、6人が重傷、3名が軽傷という被害をもたらした。死傷者の多くは現地の農夫・労働者の婦人である。この爆竹工場の責任者は逃亡したため、警察は指名手配を行っている。
山西の惨事
中国新聞社の報道によると、この爆発は11日午後2時35分頃に発生、この工場は山西省南部の襄汾県古城鎮京安村の北部に位置し、工場の施設は全て山崖の窯洞の中に設けられていたという。現地の住民の話によると、爆発が起きた時には1台の貨物車両が完成品の花火を積んでおり、なぜ突然発火したかの理由は不明ではあるものの、山崖の窯洞の製品に引火し、爆発したという。ある住民はこのように話す。「二発目の爆発の際にはその音がとてもよく響き、家屋の激しい震えを感じたために、住民は地震が始まったのかと思った。」
救援活動が一日中行われる
春節が近いために、爆竹工場の労働者は生産加工に忙しくしていて、爆発発生の時、8つある窯洞の内部の工場の施設は爆発で崩壊し、多くの労働者は生き埋めになり、完成品用・爆薬保管用倉庫には爆発のために大きな穴が開き、爆竹用の包装紙は正門の南側の畑に飛散した。工場内には爆竹が至る所にあるため、連鎖的に爆発が起き、窯洞内部の火の勢いが大き過ぎるために、次々と火の手を伴った爆発音が起き、救援作業に支障をもたらした。
爆発が発生した後、被災現場では一晩中消火作業と救援作業が続き、道路には何台も消防車が止まって工場内に高圧の水を送り続け、近隣の消防隊員や消防車も絶えず救援に駆けつけたと伝えられている。この場所は爆発物が多いため、更なる事故に人々が巻き込まれるのを防ぐため、爆薬倉庫や完成品倉庫は消防隊員によって隔離され、周囲の道路も警官に封鎖され、緊急救助活動を行う消防隊員は緊迫の表情を浮かべ、「前進」「後退」と叫ぶ声がひっきり無しと続いていた。
工場責任者は逃亡、警察は指名手配
事故発生時、襄汾県の全ての救急車がこの現場に駆け付けた。被災者の家族が病院の外でやきもちして待つ中、25名の労働者が重度の火傷や窒息で死亡し、9名の重傷者のうち5名は臨鋼焼傷病院、3名は臨汾市病院に緊急移送され、3人の軽傷者は襄汾県の人民病院で治療を受けている。この爆竹工場には二百数十名の従業員がいる。工場の責任者は事故発生後に行方をくらまし、警察は指名手配している。
http://www.appledaily.com.tw/News/index.cfm?Fuseaction=Article&NewsType=twapple&Loc=TP&showdate=20050113&Sec_ID=7&Art_ID=%2C-_S%2C%25L%5B1Q-%5B1DNY%2C%0A
*山西省の爆発事故の現場(1)−中国新華社配信

爆発事故後の現場の様子(新華社)

火薬が爆発する様子(新華社)

被災者を救援する消防隊員(?)の姿(新華社)
http://news.xinhuanet.com/english/2005-01/12/content_2449145.htm
*山西省の爆発事故の現場(2)−中国中央電視台(CCTV)配信

爆破現場の様子(CCTV)

爆発事故の原因となった火が発生したと推定される貨物車両(CCTV)
http://202.108.249.200/news/china/20050112/102461.shtml
(まこと追記)なお、上掲の貨物車両の写真が掲載されている中国CCTV「東方時空」のサイトのCCTV記者の報告は、
・この工場は1989年に建設された。
・この工場は現地当局から営業許可、花火・爆竹生産の許可、爆発物の保管許可を取得していた合法的な工場であった。
・この工場では毎年1500箱分の花火が製造される比較的大規模な工場施設である。
・この工場では240名が勤務しているが、事故当日は祝賀行事に参加していた従業員がいたため、現場に実際いたのは100数名である。
・事故現場には山西省の副省長が向かっており、救援作業や被害者賠償などの善後処理に省を挙げて取り組んでいる。
といったことも伝えています。
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