<ダライ・ラマ>「会わないように」メキシコ政府が文書作成(毎日新聞 04.09.28)
<ダライ・ラマ>「会わないように」メキシコ政府が文書作成(毎日新聞 04.09.28)
【メキシコ市・藤原章生】チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が10月3日から8日まで、現地の支持母体の招きでメキシコを訪れる。これを受け、メキシコ政府が「大統領ら政府高官はダライ・ラマとの接触を一切避けるように」と記した文書を作成していたことが27日、明らかになった。中国との経済連携を急ぐメキシコが中国当局に神経質になっている証しといえそうだ。
毎日新聞が入手した文書は8月30日付でアランダ外務次官からデルベス外相にあてられたもので「メキシコ当局とダライ・ラマの会合がもたらす結果」と題されている。
文書で次官は、メキシコの高官がダライ・ラマと面会した場合の結果として(1)メキシコが招へいしている胡錦涛国家主席をはじめ両国高官の交流は延期される(2)メキシコは国連改革などを論じる国際舞台で中国の支持を失う(3)2国間の航空運輸協定や中国からメキシコへの観光優遇策は無期延期となる(4)果実や肉類の対中輸出促進策も中止される――など、13項目の不利益を挙げている。
メキシコでは、ダライ・ラマが同国を初訪問した89年にサリナス大統領(当時)が面会に応じたが、外務省関係者によると中国側から強い非難や報復外交はなかったという。今回、メキシコ側が神経質になるのは、8月中旬にデルベス外相ら8閣僚を中心とした訪中団が「中国高官からダライ・ラマ問題で厳重な対応を求められたため」(外務省筋)という。
(以下略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=2004092800000070maiint
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