【ヒューマン・ライツ・ウォッチ報告書】「北朝鮮」の項目の要旨(NK.CHOSUN.COM 05.01.15)
【ヒューマン・ライツ・ウォッチ報告書】HRWの報告書の「北朝鮮」の項目の要旨(NK.CHOSUN.COM 05.01.15)
<概訳>
国際人権監視・擁護団体であるヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は13日、世界60余りの国の人権状況を盛り込んだ「2005年年次報告書」で北朝鮮人権に係わる状況を「深刻な状況である」と表現した。
以下は報告書の北朝鮮の部分の要旨。
「北朝鮮のテレビとラジオのチャンネルは固定されている。しかし、最近北朝鮮を脱出した難民たちによれば、処罰の危険を冒して中国のテレビを視聴する住民たちから口伝えて外部の世界に関する知識が徐々に拡散しているという。
強制送還された北朝鮮脱出者は、たびたび拷問を受けながら尋問を受けた後、食糧を求めようとする目的で越境した初犯者である場合、通常は釈放される。しかし、再犯者や中国で韓国人や西側の人々、とりわけ宣教師と接触した場合は、強制労働収容所への服役を含む苛酷な処罰を受ける。
北朝鮮刑法では、いわゆる反国家罪である反逆・暴動以外にも、1990年代中ごろの大飢饉の時の法改正を通じ、食糧窃盗犯も死刑に処するようになった。人々が溢れかえる市場や子供たちが見る前で公開処刑が行われたという北朝鮮脱出者たちの目撃談が多数存在する。
大飢饉以来、北朝鮮のかなり多数の地域で義務教育体制すらまともに機能することができないという。教師や学生たちは授業よりは、食糧を見つけることに注力しているからだ。
医療分野においても厳格な階級制度による差別化によって、一般住民とりわけ子供たちが容易く直すことができる疾病をそのまま病んでいる場合が多い。北朝鮮脱出者たちの証言によれば、多数の病院で医師たちが麻酔もなしに手術をしたり、包帯を再利用するという。
核保有宣言、人権問題・経済開発などで北朝鮮の対外関係が悪くなった中で、北朝鮮の主要な相手国は朝鮮半島で大騒乱が起きることを避けようとする韓国と中国、そして北朝鮮の核脅威を抑制しようとする日本とアメリカである。
北朝鮮は国連の人権調査者たちとの対話を拒否し、国連人権委員会のムンダホン北朝鮮人権特別報告官との対話も行わない。
一方、国連児童の権利に関する委員会の委員2名が昨年初めて北朝鮮を訪問することができた。彼らは北朝鮮問期間中に児童に対する経済的搾取・人身売買・青少年の司法の問題と中国によって送還された子供への虐待問題を集中調査した。
北朝鮮を訪問したビル・ラメル英国外務次官によれば、北朝鮮の官僚たちは人権問題を余り重視しないことを認め、再教育のための労働収容所が存在することを確認したという。これはこれまで人権蹂躙に対して全面否定で一貫したことに比べれば、わずかなことではあるが一歩前進である。」
http://nk.chosun.com/news/news.html?ACT=detail&res_id=57768&page=3
・【ヒューマン・ライツ・ウォッチ報告書】"North Korea"(北朝鮮)の項目の全文↓
http://hrw.org/english/docs/2005/01/13/nkorea9850.htm
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